ホーム > 奈良養生訓 > 「噛(か)む」から始まる健康づくり

奈良養生訓

ここから本文です。

更新日:2011年12月12日

「噛(か)む」から始まる健康づくり

歯がなくなると、何が問題?

  • 美味しく食べるためには歯が必要!歯がないと、
  1. 食べられない(食べることのできる食品の種類が減る)
  2. 飲み込めない(下あごの位置が定まらなくなり、飲み込むことが難しくなる)
  3. 栄養が摂れない(食べる量が減り、消化が悪くなり、栄養状態が悪くなる)
  • ため、食事が楽しめなくなります。

どうして歯が抜けるの?

  • 歯が抜ける原因の8割以上がむし歯と歯周病。
  • 40歳代前半の県民の約46%が歯周病
    (H21年度奈良県歯科疾患患者実態調査調べ)。
  • 年を取ると歯周病で歯が抜けることが増加。

抜歯の主原因別にみた抜歯数(年齢階級別、実数)

グラフ:年齢階級別、抜歯の主原因別に見た抜歯数

むし歯・歯周病の予防はどうする?

  • むし歯予防は規則正しい食生活とフッ素(フッ化物)の利用。
    (現在は市販の歯みがき粉のほとんどにフッ素(フッ化物)が含まれています。)
  • 歯周病予防は歯垢(しこう)をためないことが第一。
  • 歯みがきは食後3分以上時間をかけて丁寧に。
  • 歯垢が固まってできる歯石は、歯科医院での除去も有効(費用は保険適用で5,000円程度(軽症の場合))。

奈良県は「8016」?

  • 「8020(ハチマルニイマル)運動」は、80歳で20本以上自分の歯を残すことを目標とする運動。
  • 70歳代後半の県民の自分の歯の平均は約16本(H21年度奈良県歯科疾患患者実態調査調べ)。

一口メモ

子どものむし歯は12年前に比べて半減!

平成8年度、県内の3歳児は1人平均2.07本むし歯がありました。
その後、毎年減少して、平成20年度では1.01本と半分になり、フッ素(フッ化物)による予防効果が考えられています。

県内の3歳児1人平均むし歯本数データ

一言アドバイス

正田晨夫(しょうだあさお)さん

「高齢者の訪問口腔ケア」において活躍されている正田晨夫(しょうだあさお)さん(橿原市歯科医師)にお話を伺いました。

歯みがきや入れ歯の手入れにより口の病気を防ぐこと、誤えん性肺炎※を予防して、咀そしゃく機能や舌の動きを回復させることを口腔ケアといいます。訪問ケアをすることで介護予防になったり、認知症の進行を抑えられる効果があります。高齢者の方の多くは、アンケートによると食事を一番の楽しみにしておられます。口の中をきれいにすることがおいしく食べることにつながります。
※口の中の食べ物などを誤って肺へ吸い込むことで起こる肺炎。

マンガ:カミングサンマルって!?

<2010年県民だより6月号掲載>

お問い合わせ

健康推進課

住所:〒630-8501 奈良市登大路町30番地

電話番号:0742-27-8662 ファックス番号:0742-22-5510