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奈良養生訓

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更新日:2011年12月27日

女性の更年期障害を正しく知ろう~いつまでも元気で・美しく…~

女性の体は、妊娠、出産という、身体的特徴があり、年齢とともに体の状態が変化し、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく影響します。今回は、45~55歳ぐらいの間に、卵巣の働きが低下し、エストロゲンが減少する「更年期」を取り上げます。

女性のライフサイクルとエストロゲンの量の変化

更年期障害の出現率

この期間に、更年期の症状が現れる人は7割程度、その中で3割の人が重い更年期障害で治療が必要になります。

エストロゲンの働き

更年期にみられるおもな症状

主な対処方法

リラックス入浴法

37~39度のぬるま湯にゆっくりと。好きな香りの入浴剤を入れたり、お気に入りの音楽を流してみたりするのもお薦めです。

食事では特にビタミンEを摂取する

ぜひ摂ってもらいたいのが、ビタミンE。ホルモン分泌のコントロールを手助けし、全身に血液を送り込むために大切なものです。うなぎ、かぼちゃ、ほうれん草などに多く含まれています。

健康診断は、必ず受けましょう

エストロゲンの分泌がなくなると骨粗しょう症、高血圧、肥満などの病気にかかりやすくなります。

症状を我慢しないで、病院の婦人科の医師に相談しましょう

(主な診察メニュー)
問診(簡略更年期指数検査という更年期症状のチェックを受けます)
内診(子宮内の診察)
血液検査(エストロゲンの減少をみます)

一言アドバイス

奈良県立医科大学臨床教授女性専門外来担当(産婦人科医)の島本郁子(いくこ)さんにお話を伺いました。

更年期の症状は、1人1人違います。この症状が、更年期障害によるものなのか、それとも、それ以外の疾病によるものなのか、きちんと区別してから更年期の治療をはじめることをお薦めします。治療は、漢方治療、ホルモン補充療法、カウンセリングなどがあります。
また、男性にも、女性と同じような更年期障害が60歳以降に見られることがあります。症状もほぼ女性と同じで、活動の低下、筋肉の老化、動脈硬化などがあります。男性は、内科、心療内科、泌尿器科等での受診をお薦めします。
もし、悩まれていることがありましたら、ぜひ受診をお薦めします。

<2011年県民だより11月号掲載>

お問い合わせ

健康推進課

住所:〒630-8501 奈良市登大路町30番地

電話番号:0742-27-8662 ファックス番号:0742-22-5510