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更新日:2012年1月27日

動脈硬化と心臓病 ~あなたの血管大丈夫?~

「動脈硬化」って何?

テキスト 動脈の血管壁が老化して硬くなるだけでなく、血管の内側にもコレステロールなどの固まりがこびりついて血行が悪くなり、血液が詰まりやすくなる状態です。

どうして動脈硬化になるの?

 動脈硬化は、加齢・糖尿病・高血圧・喫煙など、さまざまな原因が重なっておこります。

 図1

 特に動脈硬化を悪化させるのは、いわゆる悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールは、動脈の血管壁に脂肪の固まりを作ってこびりつきます。このような状態でドロドロになった血液が流れ続けると、固まりが大きくなって、最悪の場合、血管が詰まったり、破裂したりします(図1)。

 

 

 

図2

 

動脈硬化は、10歳前半から徐々に始まるといわれていますが、年をとると血液の通り道がさらに狭くなっていきます(図2)。

 

 

 

 

あなたの「動脈硬化」の危険度をチェック!

 

「はい」が多いほど動脈硬化になる危険度が高い

チェックしてみよう

Q1 健康診断でコレステロールが高いと言われたことがある。 □はい □いいえ
Q2 中性脂肪が高いと言われたことがある。 □はい □いいえ
Q3 高血圧と言われたことがある。 □はい □いいえ
Q4 年齢が男性45歳以上、女性55歳以上である。 □はい □いいえ
Q5 ウエストが男性85cm以上、女性90cm以上である。 □はい □いいえ
Q6 糖尿病と言われたことがある。 □はい □いいえ
Q7 家族や親戚に心臓病や脳卒中で亡くなった人がいる。 □はい □いいえ
Q8 脂質異常症(コレステロールが高いなど)で治療中である。 □はい □いいえ
Q9 たばこを吸う。 □はい □いいえ
Q10 バランスの取れた食事(日本型食生活)をしていない。 □はい □いいえ
Q11 普段から体を動かしていない。  □はい □いいえ

 参考:日本動脈硬化学会チェックリスト(一部改変)

 「動脈硬化」を放っておくとどうなるの?

動脈硬化を放っておくと、次のような病気になる危険があります。
 放っておくと・・ 

 

一言アドバイス

斎藤先生奈良県立医科大学 第一内科学教室 教授
斎藤 能彦(よしひこ)さんにお話を伺いました。

動脈硬化は自覚症状がなく、知らないうちに進行し、動脈が狭くなったり、血管の内側が破れやすくなったりする病気です。そして、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞を発症することがありますので、サイレントキラーと言われています。
 動脈硬化を予防するには、普段の生活から気をつける必要があります。
 肥満にならないように、食事に気をつけ、よく歩くこと、禁煙することが大切です。
 また、動脈硬化の危険因子である、糖尿病や脂質異常症にかかっているかは、健診を受けない限り、自分ではわかりませんので、特定健診や人間ドックなど、定期的に健診を受けるようにしましょう。

あなたが心臓病になるリスクはどのくらい?

心臓病のリスク

心臓病を発症する危険因子として、肥満・高血糖・高血圧・脂質異常症(コレステロールが高いなど)の4つが挙げられており、危険因子の数が多いほど心臓病を発症する危険度が高まります。例えば、危険因子がない人の危険度を1とすると、危険因子を1つもっている場合は4倍、2つもっている場合は8.39倍、3~4つもっている場合では危険度は10.56倍、心臓病を発症しやすいと言われています。他に「喫煙」も危険因子になると言われています。

動脈硬化を食事で防ごう 

動脈硬化を防ぐ食材は「お・さ・か・な・す・き・や・ねん」で覚えよう

 おさかなすきやねん画像

お茶 緑茶などの渋み成分のカテキン
さかな イワシ・アジなど背の青い魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)など
海藻 昆布やワカメに含まれるアルギン酸
納豆

納豆に含まれる決戦溶解酵素「ナットウキナーゼ」

酢に含まれるクエン酸など
きのこ きのこに含まれるβグルカン
野菜 緑黄色野菜に含まれるβカロチンなど
ねん ねぎ ネギ・ニンニク・タマネギなどに含まれるアリシン

 

動脈硬化を防ぐ簡単血液さらさらレシピ

 

小松菜としめじのガーリック炒め

材料

小松菜 2わ   小さじ1   醤油 小さじ1
にんにく(スライス) 1かけ   しめじ 1/3パック   小さじ1
 

 小松菜としめじのガーリック炒め 画像

 作り方
1.小松菜は一口大に切る。しめじは石づきを切り落とし、小房にほぐす。
2.フライパンに油を熱し、にんにくスライスを入れる。小松菜の茎としめじを炒める。
3.火が通ったら小松菜の葉を入れ、軽く炒めて醤油と酒で味付けする。

参考:奈良女子大学ヘルスチーム菜良 野菜たっぷりメニュー





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